還暦祝いについて

投稿者: | 2018年2月14日

還暦祝いとは満60歳(数え年で61歳)を迎えたことを祝う長寿祝いの行事です。

一般的には誕生日の前後に行われますが出席者の都合に合わせて敬老の日やお盆、お正月に行う場合もあります。

現代では60歳はまだまだ若く現役という印象ですが、平均寿命の短かった戦前では特別に祝いを行うに値する年齢でした。

同種の行事には満70歳を祝う古希祝い、満88歳を祝う米寿祝いなどがあります。

その中でも還暦は特別で古希や米寿の祝いをしないという家庭でも還暦祝いだけはやることが多いです。

還暦と干支の深い関係

その理由は日本人にはお馴染みの干支にあります。

多くの人は干支を子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12年で1周していると考えていますが、実は十二支の呼び名通り1回りしているのは干支のうちの「支」だけです。

実際には甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸で構成される十干が存在し、これらを組み合わせた60年で干支は1周することになります。

その区切りの良さから、還暦の祝いは長寿祝いの中でもメジャーな位置を占めています。

還暦祝いには赤いちゃんちゃんこや赤い頭巾をプレゼントして着せる地域が多いです。

これは暦が一巡したことで「もう一度生まれたときに戻る」という意味合いを持つからです。

日本では古来赤色は魔除けの色と言われ赤ん坊の産着に使われてきました。赤いちゃんちゃんこはこれらの伝統踏まえて贈られます。

ただし現代の60歳はまだ若く、年寄りの象徴のようなちゃんちゃんこを着ることを嫌がる人もいます。

中には本気で激怒する人もおり無理強いは禁物です。

還暦のお祝いをする際はプレゼントをあげよう

還暦祝いに明確に決まったルールはありません。

外食または家にご馳走を用意して家族や親族で食事をしてメッセージやプレゼントを贈るという形が一般的ですが、本人の喜ぶことをしてあげるのが一番でしょう。

家族全員で旅行に出かけるという家庭もあります。旅行先には温泉地が人気です。

プレゼントには上述の理由から赤に関連したものを贈る人が多いですが色に拘る必要はありません。

通信販売サイトなどの調査によると日本酒や花、夫婦の旅行券、マッサージ機などが人気の贈り物となっています。

一部の品物は被ると置き場所などに困ってしまうので事前に兄弟などに何を贈るのか確認しておくと良いでしょう。

また海外旅行をプレゼントする場合、海外旅行の経験のない親は子供に付き添いを望むことがあります。

贈る際はそうしたアフターケアまで面倒を見られるかよく考えて贈りましょう。

日本人観光客に人気のハワイであればそれなりのホテルやレストランでは日本語が通じるので英語の出来ない夫婦でも楽しい旅行が出来るでしょう。

還暦祝いのプレゼントの相場は?

還暦祝いの平均額は両親に対しては3-5万円。親族へは1-2万円、上司には5000-1万円が相場と言われています。

メッセージを送る場合は引退などのネガティブな要素を含む言葉は使わず今後の健康や活躍を祈る内容にしましょう。

過度に高齢、年齢を強調する内容も避けた方が無難です。

参考記事→還暦祝いの意味とその由来とは?赤いちゃんちゃんこを贈る意味合いについても