結婚披露宴の締めくくりのゲストへの気遣い、プチギフトの選び方

投稿者: | 2019年8月6日

結婚披露宴の締めくくりのゲストへの気遣い、プチギフトの選び方

結婚披露宴に来てくれたゲストには、感謝の気持ちでいっぱいですね。自分たちのために式場に足を運んでくれてお祝いしてくれたゲストに、何とか感謝の気持ちを表したいですね。

結婚披露宴のお開き後に新郎新婦がゲストをお見送りするときにプチギフトを手渡すのが一般的になっています。せっかくならゲストが喜んでくれるギフトを選びたいもの。

この記事では、結婚式のおもてなしの一つ、プチギフトについて考えてみましょう。

プチギフトとは

プチギフト

そもそもプチギフトとは渡す必要があるのでしょうか。配るようになった理由は何でしょうか。

プチギフトは、古くからあるヨーロッパの風習から始まった

プチギフトは、プチ(フランス語で「小さい」)とギフト(英語で「贈り物」)という言葉からわかるように、広い意味では、欧米でイベントごとの際に小さなプレゼントを贈る習慣があることからきています。

結婚式でプチギフトを贈る習慣は、もともと紀元前のヨーロッパで婚礼の際にアーモンド菓子『ドラジェ』を参列者に配ったことが始まりです。たくさんの実をつけるアーモンドが子孫繁栄の象徴とされ、縁起が良いものとされているからです。ドラジェは「幸せをおすそ分けする」という意味で配られていました。ちなみにドラジェは、『幸福』『健康』『長寿』『子孫繁栄』『富』を意味する5粒を配るのが縁起が良いとされますが、何粒でも良いようです。

プチギフトを渡す理由は、ゲスト一人一人に感謝の気持ちを表すため

感謝の気持ちをつける

プチギフトはヨーロッパで一般的な習慣ですが、日本の結婚披露宴では一般的ではありませんでした。ヨーロッパの風習が日本へ伝わり一般的になったのは、これまでゲストに手渡していた引き出物をゲストのそれぞれの席に置いておくようになったため、新郎新婦がゲスト一人一人にお礼を言う機会がなくなったためです。

その代わりに、披露宴のお開き後に新郎新婦がゲストのお見送りをするとき、一人一人にプチギフトを手渡してお礼の言葉をかけるようになったのです。したがって日本ではごく最近見られるようになった習慣です。プチギフトは、必ず渡さなければならないわけではありませんが、現在日本では93%の新郎新婦がプチギフトを用意しており、予算は一人のゲストにつき平均293円です(ゼクシィ結婚トレンド調査2017年版)。

プチギフトを渡すタイミング

プチギフトを渡すタイミングは、披露宴のお開き後にゲストをお見送りする際に渡すのが一般的です。披露宴の最中は、意外と忙しいものでゲストと話すタイミングはないですよね。本当ならば、お祝いに駆けつけてくれた人にじっくりとお礼を言いたいと考えるでしょうが、なかなかそうもいきません。

それは、ゲストも同じです。お祝いの言葉をかけたいと思っていても、遠慮して披露宴の最中は遠方から駆けつけたり久々に顔を合わせたとしても話せないものです。ですから、時間に限りはあったとしても披露宴後のややリラックスした時間に相手の顔を見ながら手渡すと良いでしょう。

しかし、ゲストの数がとても多い場合、プチギフトを一人ずつ手渡していては長い行列ができてしまい、迷惑をかける可能性もあります。そうした場合は、引き出物のなかに入れたり、披露宴の最中にテーブルをまわる時に手渡す方法を選ぶ人もいます。

どんなプチギフトを選んだらよいか

新郎新婦がゲストに感謝の気持ちを表すのに今や欠かせなくなっているプチギフト。どのようなギフトを選んだらよいのでしょうか。

プチギフトの定番

ドラジェ

ドラジェ

定番はやはり『ドラジェ』です。ドラジェとは、シュガーコーティングしたアーモンド菓子です。ピンクやイエローなどのパステルカラーの砂糖でコーティングしたものが一般的なドラジェです。引き出物を製造・販売する会社では必ずと言っていいほど用意されていますし、ドラジェを販売しているケーキ屋さんも巷にたくさんあります。

紅茶

紅茶と言う女性

紅茶は語呂合わせで「幸茶」ともいわれて人気があります。お茶は傷みにくいものですから心配が少ないですし、センスの良いお茶をセレクトしてプチギフトとしてプレゼントしたら喜ばれるかもしれません。お好みのティーバッグとお菓子をラッピングしてプレゼントするのも喜ばれますね。

スプーンや箸

スプーンの上に乗るプレゼント

スプーンは「幸せをすくう」、箸は「幸せの橋渡し」と言われて縁起が良いとされるためプチギフトとして人気があります。古くから祝い事の贈答品としてよく使われています。

フルーツ・ナッツなどの入った焼き菓子

焼き菓子

クッキー、プチケーキなどの焼き菓子も一般的です。フルーツやナッツを混ぜ込んだ焼き菓子は「収穫・豊潤」などを表し縁起が良いとされます。きれいにラッピングされた小さな焼き菓子は、もらって困ることがありませんし、見た目にもかわいらしい嬉しいギフトの一つですね。

こういうプチギフトを贈るときは注意して

love

手作りスイーツは避けたほうが無難

プチギフトとしてお菓子をプレゼントする人は多いです。焼き菓子などを手作りする方がいらっしゃるかもしれませんが、衛生上の理由などでもらうことを好まない人もいます。ちなみに保健所の許可がないとスイーツを販売することができないなど、食品に対する法律上の取扱いは厳しく、仮に販売するわけではなくても式場側で持ち込みを禁じている場合があります。

手作りのお菓子を贈るのは、式場に確認するとともに、ゲストが家族・近しい方だけの場合にするなど気を使ったほうがよさそうです。ただし喜んでくれる方もいるかもしれませんので、そこはゲストの顔ぶれと自分のスキルを考慮して判断しましょう。

スプーンや箸など、後に残るものを喜ばない人も多い

「幸せをすくう」とされる縁起のいいスプーンですが、スプーンなどを好まれない場合もあるようです。1本だけスプーンをもらっても使う機会がないといった理由があるようです。ただしゲストの年代や近しい間柄であるかどうかによって変わってきますので、必ずしもNGというわけではない場合もあります。

近頃はあまり見かけないかもしれませんが、新郎新婦の顔写真などが入ったスプーンは使いにくいといった理由から喜ばれない可能性があります。

プチギフトにこんな気遣いが感じられたらOK

プチギフトにちょっとした気遣いを

後に残るものはあまり好まれない印象ですが、お菓子をラッピングして手作りのサンキュータグなどをつけるのは好印象です。タグであれば食べた後に捨てても罪悪感がありませんし、手作りのラッピングであればとても心がこもっているという印象を受けます。

ゲストの方々の顔ぶれを思い浮かべながら、どうしたら喜んでもらえるかを考えて贈り物を考えましょう。

どこでプチギフトを購入するか

プチギフトの発注先は、引き出物と同じところにするという方も多いようです。ただし、品ぞろえが豊富でなかったり、好みのギフトがなかったりという場合もありますので、プチギフトだけはお気に入りのお菓子屋さんや雑貨店に頼んだり、地元の物産をセレクトしたり、あるいはネットで購入するという場合もあるようです。

スイーツなどをネットで販売する業者なども増えてきていますし、ゲストに喜んでもらえる贈り物をあれこれ考えるのも楽しいですよ。

結婚式場のパティスリーに発注する

結婚式場のパティスリーに発注する

ホテル結婚式の場合になりますが、併設されているパティスリーのパティシエなどがつくったスイーツなどは味がとてもおいしいからということでたいへん好まれます。見た目にも美しいものが多いですし、確実に喜ばれるプチギフト発注先です。

外部のケーキ屋さんなどに発注する

お住いの地域にあるお気に入りのお店に依頼して用意してもらうという選択肢もあります。自分のおすすめであれば確実です。

ネットで購入する

スマホを扱う女性

ここ最近増えてきているのがネットでプチギフトを発注する方法です。

小さなお菓子や雑貨のパッケージに名前やメッセージ、写真などを入れてプチギフトとして贈る人が増えています。例えばキットカットのパッケージに、新郎新婦の名前と写真を入れるなどです。普段何気なく食べているお菓子でも、アイディア一つでユーモアとセンスがあふれる素敵な贈り物になりますね。

まとめ

披露宴のお開き後にゲストにプチギフトを渡す新郎新婦が多いです。もともとは、ヨーロッパのドラジェが起源で、現在は日本でも広く広まっています。もらって困らない小さなお菓子を贈るのが主流になっています。

バラエティに富んだプチギフトが販売されていますが、選ぶときは何よりもゲストに感謝の気持ちを表すことができるプチギフトを選ぶとよさそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。